百人一首一覧/読み札あいうえお順その10

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読み札あいうえお順 10/10

皇太后宮太夫俊成 / こうたいごうぐうのだいぶとしなり

世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞなくなる

よのなかよ みちこそなけれ おもいいる やまのおくにも しかぞなくなる

俊惠法師 / しゆんえほうし

夜もすがら 物思ふころは 明けやらで 閨の隙さへ つれなかりけり

よもすがら ものおもふころは あけやらで ねやのひまさへ つれなかりけり

清少納言 / せいしょうなごん

夜をこめて 鳥の空音は はかるとも 世に逢坂の 關はゆるさじ

よをこめて とりのそらねは はかるとも よにあふさかの せきはゆるさじ

喜撰法師 / きせんほうし

わが庵は 都のたつみ しかぞ住む 世をうぢ山と 人はいふなり

わがいほは みやこのたつみ しかぞすむ よをうぢやまと ひとはいふなり

二條院讃岐 / にじょういんのさぬき

わがそでは 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそしらね かわく間もなし

わがそでは しほひにみえぬ おきのいしの ひとこそしらね かわくまもなし

右近 / うこん

忘らるる 身をば思はず ちかひてし 人の命の をしくもあるかな

わすらるる みをばおもはず ちかひてし ひとのいのちの をしくもあるかな

儀同三司母 / ぎどうさんしのはは

忘れじの 行末までは かたければ 今日をかぎりの 命ともがな

わすれじの ゆくすゑまでは かたければ けふをかぎりの いのちともがな

法性寺入道前関白太政大臣 / ほうそうじにゅうどうさきのかんぱくだじょうだいじん

和田の原 こぎ出でて見れば 久方の 雲ゐにまがふ 沖津白なみ

わたのはら こぎいでてみれば ひさかたの くもゐにまがふ おきつしらなみ

参議篁 / さんぎたかむら

和田のはら 八十島かけて こぎ出でぬと 人にはつげよ あまの釣舟

わたのはら やそしまかけて ごぎいでぬと ひとにはつげよ あまのつりふね

元良親王 / もとよししんのう

侘びぬれば 今はた同じ なにはなる みをつくしても あはむとぞ思ふ

わびぬれば いまはたおなじ ないはなる みをつくしても あはむとぞおもふ

 

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